『マクロスFrontier』第25話「アナタノオト」

マクロスF(フロンティア) 5 [Blu-ray]

マクロスF(フロンティア) 5 [Blu-ray]

〈三行あらすじ〉
シェリル:バカになりたい♪
ランカ:バカになりたい♪
アルト:オレは「バカの人」!
〈見所〉
●サブタイの邦訳……そんなのカンケーネー「俺のバカを引け!」
●アルト死亡?そして、バトル・フロンティアの大ピンチの冒頭から、クォーター乱入!
●オズマ隊長、生意気なショタ坊だろうが愛してやるぜパワーで、ルカ坊のキノコ圧力を粉砕。
●死なないほどのバカ、アルトが事の真相を話しながら登場。
●何だって! 巨大ランカの正体が、バトル・ギャラクシーのホログラム!
●ロリクランがミシェルの愛機でアルトの機体を「ファステスト・デリバリー」。
●グレイス永遠の17歳が欲しがっていたのは銀河規模のデビルガンダム(螺旋力付き)?
シェリルは「ガンガンうたうわ」(衝撃波により一時頓挫)。アルトはランカに「ガンガン叫ぶぜ」。
●やっぱり、柿崎殺された……
無人機相手には、禁断の無人機暴走。
●クオーター乱入のお陰でクオーツ(笑)の呪縛から解き放たれたブレラは、ランカにお兄ちゃんパワーで後押し。
●へたれたシェリルに、ランカ闘魂注入!
●脳内のV型菌は元のお腹にサラッ☆
●アルト、シェリル&ランカにどっちも「俺の翼だ!」=「だ〜いすき!」宣言。
●大バカトライアングラー結成から、超時空バカメドレー開始!
マクロスプラス風にランカを救出したアルトのシーンもバカ救出。
●グレイスの粒子砲をバジュラ群が食い止める!
●ランカはバジュラの外交装置だったことをバカにセツメー!
●仕切り直しで、超時空バカデュエット開始!『星間飛行』を歌いかねているシェリルが可愛い。
●バジュラが蜃気楼よろしく、時空の壁をこじ開けると再びギャラクシー!
●母は強しで、カナリアギャラクシーの頭を破壊!
●続けて、ボビーwithフロンティアが内部破壊!
●アルトは、ミシェルのスナイパーライフルをロリクランからゲット!回想の絵だけは出しておくぜ!
●バジュラの心はお腹にあり。頭でっかちはヤッチマイナ!
●ギャルゲー男とお兄ちゃん精神は「補完計画」を超える! 
●ギャルゲー男は叫ぶ!「一人だからこそ、愛することができるんだ!(ゲーム・プレーヤー的な意味で)」
●決めるぜ、頭に妹ラブラブ同志砲火!
●グレイスに止めを刺したかは、また別の話?
●ビルラー氏の夢はある意味叶った?
●神がかったランシェの「アイモ」。
●マオ婆ちゃんがさらりと顔出し。
●「アイモ」=「何億光年に一度のあなた」
●「鳥の人」?いやあれは、「馬鹿の人」だ。俺たちはここから始まるんだぜ!Fin?
●いや、まて劇場版が!

〈雑感〉
何もかも吹っ飛ばす歌=バカエネルギーに満ちた、最終回。
後半一クールの重荷をもってけーにしてしまった!
クサいアニメ的効果音を「バカ」力のファクターにしてしまう、河森マジック!
河森アニメ史上、最大のハッピーエンドになったのも奇跡!
見る側がバカになってこれ以上何も言えない、総評は仕切り直してから!

『マクロスFrontier』第24話「ラスト・フロンティア」

マクロスFO.S.T.2 「娘トラ。」

マクロスFO.S.T.2 「娘トラ。」

〈三行あらすじ〉
覚えていますか、下町娘の時を。
覚えていますか、伏線はられた日々を。
これが初めての、愛の暴力でした、I kill you ,so.
〈見所〉
●サブタイの邦訳は、「銀河のはちぇで国歌☆」
●ぶち壊されたガリア4には、グローバル01の研究室が奇跡的に残っていた。
●トンデモないフォールド・ネットワークの全貌をフロンティアに知らせるどころか、助けるのも間に合いそうにないオズマアニキ達。
●ボビーは髪型の時点でフォールド・インプラントが似合わない……
●セクハラオヤジがくどい言い回しで、バジュラの純粋人間駆逐効果を説明。生き残りたければ、インプラント化して服従しろとのこと。
●復讐で燃え上がっているのは、永遠の17歳だけでした。
●マオ教授には孫が…… この因果は、ギャラクシーの治安がゴッサム並に酷いゆえに生まれたのか?
コーラサワー的柿崎のヘアーは柿崎だった……
●打撃天使クランは業と共にメガネを挿む。
●シンジ君じゃないから、恥ずかしくないんだもん。で、ルカ坊ナナセの唇を奪う。しかし、存在が最早空気化してるからなぁ…… まごころが届くといいですね。
因果律がどうたらこうたらの、ビルラー氏は、懐かしのミンメイたんに会いたかったんだろと来週の予言をしてみる。
●「演じる」業を貫き通すことを決めたアルトは、無印マクロス的シチュでシェリルに会う。
●そんなアルトに、シェリルはクオーツ(笑)を贈呈。贈り物は、マクロス世界では危険フラグだ。
シェリルの燃え尽きダイブなライブと共に、フロンティア開拓作戦決行。
●アルト父はステキチ矢三郎の予想を超えて、アルトの生きざまを認めてしまった。
●キノコは無事に地に根付くことができるのだろうか?
●巨大綾波ならぬ、デカルチャーサイズのランカのイメージが銀河に浮かぶ。
●「愛・おぼえていますか」が強制ジャックイン。悪夢の歌と化する。
●その間に、グレイスはバジュラの核との接続を試みる。
●クオーツ(笑)のおかげかハム隊長アルトはランカ囚われのイメージを一瞬見るも……
●「銀河のはちぇへ消えろ」とキラ☆化したブレラに、ハム隊長撃墜。馬鹿は死なないと治らないからなぁ。

〈雑感〉
不動GENみたいな人がこの世界にいれば、ランカちゃん事件は起こらなかったんだと呟いてみる。
最終回、ミンメイ登場なるのかがものすごく気になる。

『マクロスFrontier』第23話「トゥルー・ビギン」

マクロスF (フロンティア) 5 [DVD]

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〈三行あらすじ〉
「ギャルゲー主人公のラストの振舞い方、三カ条」
1.空を見上げて(行きずりの女と共に) 2.これまでの思いを独白し 3.今は遠くの最愛の人に「心の中で生きている」と言って締める。
アルト君の反逆って3.だけじゃない……


〈見所〉
●サブタイの邦訳は、「俺たちはまだ終わったばかりだぜ!」
●どんな実験してランシェは病気に感染したのだろうか。
●救難要請って新天地を目指している移民船団に適応できるんすかねぇ?
●柿崎じゃなくて、コーラサワー的だから死なないんだもん!
●調理するアルトが裸エプロンかと思った……
シェリルさんは箸使いが端たなかった。
●アルト、シェリルはおんぶじゃなくてキスを求めていたはずなんだ。
●ランカのお兄ちゃんデートは、ハーモニカ贈呈でクライマックス。
●キノコとビルラーの脅しに見事に乗っかっちゃうアルト。
●愛KUNの釣りに引っ掛かり、ようやく記憶が戻ったころには拉致監禁
●「永遠の17歳」は、ブレラのヘアピンにクオーツ(笑)を仕込んでいた。
●ロリランカのかわいい歌声の背後からバジュラがウヨウヨは参りますね。
●ルカ坊がキノコと同じ恰好に。
●アルト親父は本当に病気だった。
●ステキチ矢三郎の言う事なんて聞いてられないぜ。シェリルとランカが消えたら、クランルート確立してやらぁ!
●ついに「ランカを殺す」って言っちゃったよ。ヒイロとか両儀式的意味な嘘だと言ってよ、バーニィ
●新天地に全員集合!
●ギャルゲー的状況を無理やり演出しようとするシェリルが健気すぎる。

〈雑感〉
アルトのKY役者ぶりに、絶望した!
ブレラの位置には完全に追い付けなくなったなぁ。
早いもので、残すところあと2回。どんでん返しじゃなくて、どこまで突っ走るのかを楽しみにしておきます。

『マクロスFrontier』第22話「ノーザンクロス」

「きゃらコン」 マクロスF シェリル・ノーム (MITSUBISHIランサーエボリューションVIII)

「きゃらコン」 マクロスF シェリル・ノーム (MITSUBISHIランサーエボリューションVIII)

〈三行あらすじ〉
今日から俺たちキノコ狩り海賊団!
キノコにやられたガキどもは修正してやる!
女の子は守ってあげるほど大歓迎。


〈見所〉
●サブタイの邦訳は、「対立線の交点で、立ちつくすおバカ達」
コーラサワー的&ほっしーな統合軍パイロットが登場。
●対バジュラ兵器だけでなく、フォールド波キャンセラーを作っていたルカ坊。恐ろしい子
●物理に全くもって疎いのですが、MED弾って核融合的なものをバジュラ本体に仕掛ける弾頭?
●おっぱいマイスターのナナセはランカ崇拝が絵にまで及んでいた。
宇宙工学の勉強する前に水着の付け方を……
●『ミスト』状態の中でボビーが現れたら即撃ちしてしまいそうだ。
●クランはアルトの「どちらかというとシェリル」な気持ちを察しているのか。
●アルトがシェリルの病気に気付いたカット・インが何気にあります。
●グレイスの初めの計画は、V型感染症に罹患したシェリルが歌で発するフォールド波でバジュラをコントロールすることだったのか?
●病に倒れたシェリルの着替えは誰がやっているんでしょうね?
●アルトの、天然ジゴロぶりが、シェリルを殺すんだよ。
●愛KUNと戯れるためだけに宇宙に漂うランカはタフだなぁ(キラ的な意味で)。
●ブレラ・ランカ兄妹の星間飛行は何気に楽しそうな雰囲気で一杯。
●S.N.S海賊に鞍替え。
●クランは訳あってフロンティアに居残り。
●キノコ三島の「大人ぶり」にやられているルカ坊とアルトは、オズマアニキに突撃ラブハート。
●銃撃を潜り抜けたグレイスは、淫乱ボディでVF-27?を操作するようです。
●バジュラの星は、何だか地球っぽい。
●ここで、バジュラのラージャ進化説を唱えてみる。


〈雑感〉
アルト君のあやふやさが省略されすぎちゃって、映像で観てる分にはクォーターとなぜ対立しているのかがしっくりこなかったのは引っかかった。
とはいうものの、シェリル作画の気合の入れ様とか、『アルジュナ』っぽい銀河表現の幻想感、グレイスのわくわく宝島なボディー(笑)が三島のチンケさを笑うようにニョキニョキあったので、久々にスカッとした面白さが味わえました。
そういえば、サブタイにもなった「ノーザンクロス」=北十字星(はくちょう座の中心部)を調べてみると、ギリシャ神話に纏わる話がはくちょう座にあって、ゼウスが愛するスパルタ王妃レダのために白鳥になったというエピソードがある。
「鳥の人」のモチーフはここからだったのか(しかも、レダは白鳥ゼウスが去った後、ふたご座の兄弟を生むのである。ランカとシェリルの関係もここから?)。
ルカ坊のネーミングとか、ナナセの宗教画とか、『マクロスF』のギリシャ神話要素は結構濃厚だったりする?

『マクロスFrontier』第21話「蒼のエーテル」

マクロスFO.S.T.2 「娘トラ。」

マクロスFO.S.T.2 「娘トラ。」

〈三行あらすじ〉
命を大事にしないやつは大嫌いだ!
私を大事にしない姫はもっと大嫌いだ!
その心何で例えてやろうか……
〈見所〉
●サブタイの邦訳大意は、「ランカゴメン ラストアルバム〈蒼のEther〉」
●そういえばレオン・三島ってネーミングセンスから『遊戯王』っぽいね。
●メガネをネックレスにするなんて、流石「打撃天使クラン」。だぁ〜しゃぁぁああ!!な戦いぶりも。
●「コナくそ!」とボビーが叫ぶと、三宅健太声のバトル・フロンティアの艦長が救出に。
●「リトルガール」を使うことを覚悟したルカ坊。ナナセが死んだらエグイ声で叫びそうな鬼気を感じた。
●ウザさを買って出るランカが不憫でならない。
●それを支えるブレラが素敵すぎる。
●バジュラが死ぬたびにランカのストレス値が高まる。
●ミシェルにとってクランは「脳外彼女」だったわけだ。写真付きヘルメットに、おしめを見た時の恥ずかしさを感じるのはなぜ?
●ランカ歌手廃業宣言! 三島は動揺?
●愛KUN、ランカの目の前で変態する。『幽遊白書』の珍獣みたいなもんか。
●アルトはやっぱりマザコンだった。その矛盾、きっと君を殺すよ。
●ランカ、ブレラと共にバジュラのところへ向かう。捨て台詞が、劇場版ミンメイ。
●その様子を見上げるオズマ&キャシーも劇場版シチュエーション。
シェリルは早乙女家にちゃっかり住み着いている。
●「蒼のエーテル」が歌手デビュー当時の坂本真綾っぽさが全開とおもったら、真綾作詞でした。
〈雑感〉
最近『ギャラクティカ』に毒された視点で『マクロスF』見ると、三島のチンケな陰謀にチュギュな登場人物が不憫で仕方ならない。
ランカ大脱出で流れが変わりそうなので、アルト君にはもっともがいて貰いたい。

『マクロスFrontier』第20話「ダイアモンド・クレバス」

マクロスF(フロンティア) 4 [Blu-ray]

マクロスF(フロンティア) 4 [Blu-ray]

〈三行あらすじ〉
メガネ殲滅発令!
メガネ関係者も同じく排除します。
例外として「●●●じゃないから、恥ずかしくないんだもん」な関係者は保護!
〈見所〉
●サブタイの邦訳は、「ミシェルの微妙な恋愛 第四章 メガネは砕けない」
●スナイパー死亡フラグはOP直後から証明。
●プロって言葉にうまいこと言いくるめられるランカ。
●「アイモ〜魔改造ver.」はもはや夜中の蛍光灯レベルに……
シェリルが何故か無傷。メガネを変わり身にした?
●ナナセたんがそれでも生存していたのは意外。 
●オートウォークはカップルで駆け抜けろ!
●大統領の死体はオートウォークにつっかえておくのは忍びなかったんだろうか。
●「全裸じゃないから、恥ずかしくないんだもん」で「打撃天使クラン」っぷりを発揮。
カナリアさん旦那いたんだ。彼は主夫なのか?
●「ダイアモンド・クレバス」で皆をシーンと落ち着かせる姿はサラ・ノームと重なるなぁ。
●「ブルー・フレンド」は退場するのが世の常。
〈雑感〉
早くもメガネキャラ幕引き(グレイスを除く)。
河森さんは相変わらずメガネに冷たいのか、あるいは歪んだ愛故なのか。
アルトのダメ人間ぶりが加速する中、ブレラの好感度はマクロスピードで急上昇中な感じが最近続いている。

『マクロスFrontier』 第19話「トライアングラー」

ライオン

ライオン

<三行あらすじ>
大イベント前は、カップル成立し放題だぜ! ヒャッホウ!
あとは、ランカちゃんの歌でも聞いて、文化しとくぜ……
あれ?『星間飛行』ってとんでもない銀河伝説があったって耳にしたことあるんだけど……

<見所>
●サブタイの邦訳は、「三角関係の傍観者は 知恵の輪並みに関係を抉らせる」
●小怪獣 愛KUNは蛹になりに逃亡? せっかく「アイモの日」という船団的休日ができたっていうのに。
●ランカのコスプレに紛れて、本人はダサい眼鏡の扮装で愛KUNを探す。
●アイドルを付き添えない大統領はただのオッサン。
●アルトは出て行った生家の屋敷にスニーキング。 矢三郎はすぐさま察知。
●「スーパーチリチリドッグ」でスターデートを気取る、キャシーとオズマ。正直、クランよりキャシーのほうが最近の萌え株。
●クランはミシェルにデートを要求。箱の山、アザラシでいっぱい。
●襖を開けると、シェリルがアルトの母親の姿とダブる。アルト姫の母はすでにこの世に在らず。
ツンデレの着物姿はバジュラのクオーツ(笑)よりも至高。
●三匹の鯉に、もう一匹の鯉が闖入するシーンは結構こだわっている?
●ナナセたんのドローイングにハァハァしてる場合ではないぞ、ルカ坊。
●MED(小型ディメンション・イーター)が統合軍の最終兵器。
●そんな裏で、<クイーン>の秘密を解明したグレイス。三島の蜂起が始まる。
アイキャッチのボビーさんが、トンデモない恨み節。オズマにキャシーの復縁フラグが立ったせいだな。
シェリルにステージへ立つ事の恍惚を語りだす矢三郎。ステキチ三郎と呼ぶことにしよう。
●ランカの護衛をしていくうちに、無意識の領域で記憶を取り戻しつつあるブレラ。
●近頃のダメポな歌いっぷりをブレラに指摘されて、改めて、アルトへの想いを強くしたランカ。
●アルトのためにランカ・オン・ステージ。観客のバジュラのコスプレとかは新手のゼントラン的デ・カルチャープレイ?
●BLの道化、ミシェルの一言がなくても、常に頬を赤らめているルカ坊だった。
●なぜか、シェリルを呼び止めるクランが白衣。部外者が美星の図書館を利用するときは、白衣を着ないといけないとか?
●みんな、逃げてーーーーーー バジュラが変態してるぞ!
●自らの死亡フラグを立てるセリフ連発のミシェルと、アルトの会話の絵面がシチュエーションが相まって摩砂雪マクロスプラス風。
●クランを活用して、ミシェルはアルトの決断をセッティング。
●ランカがアルト&シェリルに出くわす手前の「トライアングラー」挿入の裏で、こっちの脳内では「マメシバ」が流れていました。
●「トライアングラー」の特別エンディングがアニメ誌の版権で構成。熱心に観てる人にとって、追っかけの時間の経過を感慨深くさせるのものだったんじゃないかな。
●ミシェルの眼鏡は、三回ぐらい光っていた?

<雑感>
北京五輪の野球が伸びた為に、一時間半待っていてテンパっていたせいか、30分フルに楽しめました。
ランカちゃんがアルト君のために頑張っている回は、メリハリがあって面白い。
本編内のシチュエーションの反復と、過去の河森作品の反復がうまいこと折衷していたのにも驚き。