今週の早売りジャンプ。
「バクマン」は「打ち切り」時期を脱した模様。「いぬまるだしっ」の便乗ネタが面白すぎる。
「バリハケン」はいろんなタイミングが重なって「自分の好きな事」を今まで書き連ねてきたわけか…それでも、オチが緩すぎ。
「アスクレピオス」は後味悪いところで打ち切り? 内容、絵柄とコマ割の感じは月刊誌向きなんだよなぁ。
新連載はサッカー、バスケと今のジャンプでは地雷ジャンル(もしジャンプ契約の漫画家なら、担当にスポーツもの書けと言われたら泣くな)。建て前の「健全≒スポーツ」ジャンルを抱えていない(置いておけない)少年誌って……
マガジンとサンデーが連携したのは、ジャンプがそんなんだから、少年誌であることのプライド=ブランドを公に認めてもらうためにやったわけだけど、少なくともジャンプ読者は少年誌に「少年誌らしさ」を求めてないんだろうなぁ。「少年誌らしさ」を守るには連合しないとどないもしようがない時代なんだ(アニメスタイルのアニメ様が最近ぼやいた「今のアニメにはロマンがない」問題とリンクしてる)。
何かの間違い、が多い今週の少年ジャンプ。
『TO LOVEる』のフィギュアの完成度が意外と高いなぁ(笑)
●新連載第三弾 『ダブルアーツ』
新連載第一弾の『ぬらりひょん』は敬遠してしまったが、思いの外『バリハケン』が面白かったので、『ダブルアーツ』を読んでしまった。
漫画家がウィキペによると漫画『ナウシカ』好きなそうなので、「シスター」「トロイ」の設定に腐海を連想させたり、『ラピュタ』のパズーよろしくな少年ヒーローが出てきていたけど、ジャンプ編集部が信条とする「引き」があるキャラクター造形はなされていて、これから読んでみようという気にはなった。
しかし、ヒロインが女の子に見えない(巻頭カラーが特に)のはというか、読み始めはクラピカ系男子×パズー系男子のバディものかと思ってしまった(笑)
密着バディものは同性のほうが萌えると、自分の脳内では瞬時に出力されるらしい(爆)
●『銀魂』が原稿落としかける!
ネーム、ラフ原のカットのママがちらほら。
「文通」編は展開の持っていきづらさ伝わってきて痛々しい。
お通ちゃんをどのように落ちにからめてくるのか気になるところだが……
●両さんの自分マッピング
叙情を持たせるために、風景描写を多用しだしたかと思えば、今回はページ丸ごとの、両さん地図。
1550回の域に達すると、何をやってもゆるされる(笑)
『ジャガー』も何だかんだで、322回だけど。
●ゴンの狂気
コマ稼ぎにされがちな主人公の怒りのシーンも、工夫次第でクリティカルなものになるんだなぁ。
何年ぶりに買ったかな週刊少年ジャンプ。
『HUNTER×HUNTER』の雑感は、昨日のエントリーに書き込みました。
そっちは本編に触れていなかったので、ハギャ様って誰だったっけとだけ言っておきましょう(笑)
『テニスの王子様』が最終回だったのでビックリ。
嵐が歌いそうな「俺たちの青春ソング」みたいなのが、漫画に覆っていたのは驚愕(笑)
玉割れ二つを打ち返すとか、乾さんミイラ男のままとか、絵が力尽きている感じとか、「焼肉の王子様」アニメ化情報とかいろんな意味で濃い最終回ですね。お疲れ様でした(笑)
『銀魂』は久しぶりに「あまんと」スケールの話だが、アニメスタッフに対する誠実な変化球(笑)
小林ゆうにやって下さいと言わんばかりの大人子供と、ヌメヌメボールはひどかったけど(笑)、「復活」に関しては峻別してる空知であった。
何度目なの再起動(「再起動」の部分は、センコロの野中藍声で)。
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いつの間にか、福本伸行文法!
これからジャンプ読者にならないといかんのか(笑)
追記
ハンターのオビに気づいて、宮殿に突入するかのごとくダッシュでジャンプがある近所のコンビニに到着。
立ち読みの衝動を最小限に抑えつつ/迅速/且つ/正確に/週刊少年ジャンプが赤マルでない事と/他客の購入選択の余地を殺いだ(笑)
リアルタイムで漫画連載を読む感動は恥ずかしながら、初めてかもしれない。
本編のほうはというと、
野郎(ジジイとかも)ばっかりの宮殿編なんだけど、どのキャラも一コマ読むたびに、「萌え」と「燃え」が同時に、読む側に蓄積されてきて、厭にならないどころか深くのめり込んでしまうのが凄い(笑)
あと、今更かもしれないけど、キメラ=アントの「王」って、「王」の字を90度回転させると
になって(下手糞でスマヌ)、2つの「H」が重なり合ったように見える。
ここから想起させるのは表題の『HUNTER×HUNTER』=「H×H」であり、この漫画のテーマ(私見だが)であるハンター同士の「関係・対立」=「×」を生む「内と外の想像力」(PLANTETS vol.4 成馬零一)が「欠如」しているキャラクターを指し示すもののように思える。
「王」に「名前(固有名詞)」がないことにも密接にリンクするんじゃないかな。
いずれにしても、「王」が「王」(one)であることに苦悩する自我を一押しするような、ゴンのジャジャン拳が観たいです。
志村新八と中田勇次は同い年で、どちらが三倍強いのだろうか!?
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その台詞が出てくるラストのやぶれかぶれ感は結構好き。
どんだけ下ネタ使っても『幕張』にならず、外し具合を心得ている空知は凄い奴だと思う。
南ちゃんの変人。
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買ってじっくり読むとじんわりと可笑しく、悶える漫画だと購入前は気づかなかったのは惜しいことをしたと、以前友達が持っていたやつを「過度な期待」を抱いて読んだ私に言いたい(笑)
(3巻の)トウマ、マコちゃんが可愛過ぎる(悶)
ショタ+女装はよい足し算(嗚呼)
作者は「小学生」萌えに長け過ぎだ!訴えてやる〜(爆)
アニメ版はなんか馴染めない。が、マコちゃんより抜きは観ようと思う(笑)