『マクロスFrontier』 第3話「オン・ユア・マークス」

マクロスF(フロンティア) 1 [Blu-ray]

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<三行あらすじ>
密室は生物学上危険?
仮初の記憶と、柵の過去を振り切るには?
私の歌=存在を聴け!


<見所>
●サブタイを和訳すると「位置について、用意……まっすぐGO!(複数形)」
ミサトさんのフレーズを刷新する、シェリルの「こんなサービス、滅多にしないんだから!」がCMで先にお披露目。本編も、滅多にないサービスが……
●ルカ・アンジェローニのセリフが結構多い。福山潤、ギアスでも使ったのか(笑)。しかし、声高いよなぁ。
●密室に閉じ込められる主役お三方。ランカの怯えっぷりに萌えた瞬間、戦闘の余波を受けて暗転、シェリルの胸がはだける。さらに、追い討ちをかけてランカの心遣いで、「娘々」名物「マグロ饅」が二つ並んで登場、そしてシェリルにモンタージュ(笑)。間違いなく「マグロ饅」という同人誌が誕生しそうだ(爆)
シェリルには体内(詰め物とか脳)にインプラントが内蔵?
●オズマお兄ちゃん、あっさり家庭事情を告白。やっぱり、ゼントラーディ系はデカルチャー(ショック)耐性が弱いのかぁ。メルトラーディ系は『マクロス7』で観る限り、デカルチャー耐性があるようだ。ゼントラーディが自身で「いにしえの歌」を歌うことが裏テーマにある?
●マッシュルーム・ダンディ、レオン・三島が大統領の娘を寝取っていた!なんと腹黒い男だ(笑)!
●エロ繋ぎの天才(笑)、シェリルは再びイアリングのことでアルトに接近を決意。
●ランカが覚えている「いにしえの歌」とは?
●アルトの親父さん、かなり有名人のようだ。
●柿崎的に殺された人は、体が残っていたようです。
●お兄ちゃんの治療スピードが凄すぎる。医務のお姉さんが、なんかアルトを狙っているっぽい。
ミハエル・ブランがアルトに「徹底的にシゴいてやる!」と明言。これもまた、ルカ君を含めた3P(お兄ちゃんもゲストで出てくるような)のウホ同人を作ってくださいと言わんばかりだ(笑)


<雑感>
前回と比べてメカバトルがイマイチだなぁ、と思っていたら、人間ドラマが濃密で「喜怒哀楽」を存分に楽しめた。
大戦以降、運命共同体であること余儀なくされたアルト達は、新天地を目指す「運命」とどう向き合うのだろうかという、現在に通じる大きなテーマも見えてきた?
謎を引張らないで、「フロンティア」という今を生きようとする、信念を持つキャラクターを真正面で描く姿勢は面白いし、支持したい。
あと、『マクロスF』は以前の設定を使うことで作品のテーマを深めているところも、他にないぐらいうまくいっています。(『コードギアス』はそこが皆無なんだよなぁ。)