攻殻新劇場版

攻殻機動隊 2.0』を観る。
どれだけリニューアルしているのか気になって観たけど、色調のコントロールと音響のグレードアップが徹底していたのと、小難しい映画という印象を劣化させずに今の観るものに与えるという点に驚いた。
草薙素子のCGが寺沢漫画みたいだったけど(笑)
哲学云々よりも「政治・事件」の情報が止め処なく垂れ流される「状況」が観るものに難解な印象を与えたのではないか、と今回観て思った。
そうした「状況」を徹底したリニューアルのもと、劇場で構築してくれたことに感謝。



別記


人形使い」だけでなく、「ゴミ清掃のおっちゃん」まで声が変わっていたのはショック。
千葉繁のことを久々に意識した……
空の境界』を通過して、『攻殻』最後の坂本真綾登場を観ると悶絶(笑)
素子の第二の義体、まんま両儀式ですもんね……
バトーに構わすもっと彼女の声で台詞を言わせたら良かったのにな、スネーク邪魔(爆)
荒巻のおっちゃんの顔が思ったよりも癒し系な感じで描かれていたことに、今回気づいた。