PLANETS vol.05

難波のジュンク堂で買えたことがまず衝撃。
内容は全部把握してないのですが、宇野が『ゼロ年代の想像力』で掘り当てた母権社会というタームをせっせと自家薬籠中しているので頑張っているなぁと思ったけど、やっぱりプラネッツセレクションが「日本の一見郊外イモ臭いけど実はすごいんだぜ」作品ばかりのセレクションになっているのはどうも解せない。
あと特集「テレビドラマが時代を映す」は、「テレビドラマ」の消費方法の変遷の考察が疎かな感じが、「日本のテレビドラマ」のセレクションに終始していたところに見えた(『相棒』無視チョイ触れはいくらなんでも〈亀山口調〉)。
郊外文化のリソースであるTSUTAYAの棚を占めているのは「日本のテレビドラマ」だけじゃなくて、韓流・アジアとかアメリカのドラマだってあるわけだから、「テレビドラマ」を豊かなものとして取り扱うのならそこらへんも触れてほしかったなぁというのが正直なところ(岡田恵和が少し言及していましたねぇ)。
アメリカ国内のテレビドラマなんて、放送形態と視聴形式がまさに「決断主義バトルロイアル」なんだから、その空気をものにして深めている作品がゴロゴロあるはず……
まぁ、僕が言いたいのは、みんな『ギャラクティカ』第一シーズンをTSUTAYAで借りて、9月17日のCS「スーパードラマ!TV」の第二シーズンスタートに備えることだ(え〜