「驚愕録音」

fairytale(初回生産限定盤)(DVD付)

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第六章以前の感想
「仰視風景」 - 赦されざるもの
『宗蓮高察(笑)』 - 赦されざるもの
「追憶残留」 - 赦されざるもの
「我慢の道」 - 赦されざるもの
「不純螺旋」……あるいは「希望は殺害(されたい)、黒桐鮮花をひっぱたたきたい!パッションのためのノート」(BY AS6)。 - 赦されざるもの


「空の兄弟」の「宗蓮さん」は根源の渦(都心の大学院というところにあるらしい)を求めて、劇場版「空の境界」鑑賞から一時離脱。二人で朝一の「忘却録音」鑑賞となった。


内容は原作既読者の「忘却」を指摘する、大胆なアレンジが随所に施されており……
というか、あざとい鮮花による、鮮花ワンマンショー(嗤)に大改造されていたwww
黒桐鮮花さんは冒頭から、カメラ目線でウインクするとひたすら自己主張の激しい出ずっぱりで(それゆえにスベりまくり)、観客を困惑させながら、終盤、KOFばりの超必殺技でユリ科の妖精の親玉を破壊し、「あとづけ」よければすべてよし、で(これまでの)物語なんてどうだっていいと思わせる暴挙を成し遂げました。
「あとづけ」サクサク♪ へへっ、萌えたろ? と勝利ボイスを心の中で叫んでるに違いない鮮花さんですが、「オレ」はそんな彼女に微塵も「萌え」ませんでした。つーか、冒頭はこれまでの劇場版レイプしやがってー、で怒りがこみ上げた(と観てる時マジで思いました)。
そんな彼女がただの「萌えないゴミ」にならなかったのは、両儀式を礼園女学院に呼んだ、という一点に尽きる(笑)
鮮花が空回りすればするほど、式(回想で出てきた織も)が可愛く見えて仕方ない。パジャマ姿の式で、ご飯三合食べられます。これまでのシリーズで最も「萌え」る式(爆)。「萌え」のわかるツートップ(三浦貴博、小笠原篤)はあくまで主役は両儀式であることを忘れていなかった、ということだ。