『耳をすませば』と『BECK』の奇妙な符合点。

BECK〈DVD-BOX I〉

BECK〈DVD-BOX I〉

毎回全国の青年スノッブたちを欝の奈落に突き落としてしまう(*1)、テレビ再放送から早数週間(笑)。
個人的には、本名陽子が現在『ガンダム00』でスメラギさんをやっていることがあり、その落差がGNドライブのごとく止め処なくぐるぐる廻っている(笑)。『耳をすませば』、恐るべき引き鉄(笑)。
さて今回、『耳をすませば』を観ていて、なぜかハロルド作石の『BECK』(コユキが高校中退してしまうあたり)を連想してしまいました(『BECK』は『耳すま』の後に世に出た作品ですが)。
両作品の主人公が夢と進学で悩むとかは勿論のこと、オキシデンタルな夢とその道を歩み始めている男に惹かれて夢探しするとか(笑)、構造的に類似するところが幾つかあるからだと思う。
無茶だけど、雫がハチ公前で「カントリー・ロード」をガンガン歌い歌詞を改変していく『SICK』なる作品を読んでみたい(爆)。

(*1)『耳すま』の放映後、全国の中高生が無自覚に「カントリー・ロード」を合唱曲に選んで歌ってしまったことが、トラウマを根深くした原因だと考えられる(個人的に)。