土曜はワイドに機知を利かせた稚気を……

『相棒 pre season 1』を観る。
一番最初の『相棒』ながら、結構レギュラーキャラが勢揃いしていたのにはビックリ。
モト冬樹似の腰巾着がまだ髪があったり、鑑識の六角さんが(とりあえずキノコヘアーをものにするまで)髭生やしていたりして、年月を感じざるを得ないところも。
亀山がどんどん犯人のまいた種に引っ掛るところとか、右京の「ただの警官に興味ありません」的なツンぶりが視聴者のテンプレ的欲望の地平を地にいっていて、今ではなかなか出せない味に感激もした。
『pre season』の魅力は、前回でも少し触れたけど、「土曜ワイド劇場」の「下世話」さ。
右京さんがAVを「検証」と称して確認し、霰のないビデオ・パッケージを持ち出したりと、今では考えられない「エロ」ネタの数々!
『相棒』のメイン監督がAVを数多く手がけてきた人なそうです。
あと、『pre season』はラストで必ず亀山と恋人がにゃンにゃンする前の「やりとり」があるのですが、これを観るために本編を通してみる価値があるほど絶品!