一気に観てみよう。『少女革命ウテナ』編

(劇場版はまだ未見ですが、とりあえず)

観るまでは「全39話」は冗長すぎるんじゃないかと思ったけど、面白かった。
2クール「ハイクオリティ」(実現できたかはどうかとして)へと「アニメ」の「最先端」が移行する中、3クールで「反=メロドラマ」をやりきったのは凄いことだと思う。
エヴァ」で仄めかされた「繰り返しの物語」を、ちゃんと映像で語ろうとしているのも幾原さんのプロ根性を感じる(「エヴァ」の仄めかしに、いつまでボサボサ立ってるの、皆さん?)。
幾原さんはその後、アニメの第一線から退くわけだけど、確かにセルTVアニメの極北をやっちまったからなぁ。