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ブラック・ジャック OVA 第6話「雪の夜ばなし、恋姫」

●戀(恋)姫塚の樹が繋ぐ「夢」。「夢」の中で夢を見る人物たち。『インセプション』も真っ青の超自然のアニメるカ!に導かれるBJ先生。 ○玉川紗己子・藤田淑子・田中敦子と「Genji」の布石を立てている出崎は流石だと思いました。

おにいさまへ… 第1話「華麗なる人びと」

…ルイ・アントワーヌ・ド・)サン=ジュスト様と、「Genji」と「ベルばら」両方だいすきなポスト・モダン腐女子校と来たもんだ。面白くないわけがない。 『ウテナ』のバスケは『おにいさまへ…』のオマージュなのだが、本家のバスカッシュ!は雷光と舞い散る桜という狂気のロケーション!! 青蘭学園高等部と『劇場版CLANNAD』の光坂高校はそう遠くない距離にあるのかも知れない。 サン=ジュスト様とマリ子の強引な引っ張りに心奪われがちだが、薫の君・宮様・奈々子の投げ捨てるシークエンスに注目。

白鯨伝説を最後まで。

最終回の潔さに驚くばかり。 白鯨戦闘フラグがムラトの反逆=自由の身で立つというのもいい展開だったな。 「母」コンプレックスのムラトが白鯨に取り込まれた訳だが、白鯨って何だろうね。「父」でもないし。二つに分けられた存在ってところで常軌を逸してます。 天草シローの「憎しみも愛」とか副指令の感じとか、Genjiに繋がるのね。 でも、ラッキーのエピローグは見たかったな。

以前書いた劇場版クラナド感想再掲+

…目感想)〈見る=観る〉ことを中心に一回目の感想は纏めてしまったが、『劇場版CLANNAD』の醍醐味に渚@中原真衣の声を〈聴く〉ことがあるのを忘れてはいけなかった。 独り芝居の語りに動揺する朋也の聞き入りっぷりは、渚の声の力無しに成立しない。 渚の声に惹かれるものだから、伊吹先生@皆口裕子の登場時に声に違和感を感じたのは内緒だwあと、桜が舞うエフェクトの柔らかさとかGenjiに通じる自然描写に改めてウットリ。白鯨伝説をちびちび見出しているせいか、渚=白鯨説を唱えたくなってくるw

モノノ怪物語

化物語を二話から。 最近「あとは勇気だけだ」と叫ぶ、薬売りでウザクなGenji様をやった櫻井君が神主をやっていて、ノイタミナもビックリなオサレアニメにぴったりだと思った。 絶望先生な高校生のノイズがかったナレーションもいいね。 ちわわは近頃のヨゴレイメージを忘れるほど、キレイな使われ方をしてますなぁ。 「ぱんつを穿く」というアニメ言語はいつ頃の発明でしたっけ?

亡念のザムド #1

…ザムドの所感をつれづれ。●地上波サプライズでOP変更、ニクール目の内容だよなこれ。 ●尖端島が紀州過ぎでw 実感の域までアニメーションに落とし込んでいてここは感動する。 ●ザムドの立ち位置をピリっとさせるのに、出崎が中上健次の小説を原作にしてアニメ作るべきだよなぁ。鍵映画(AIRの中上度結構高い)二作、Genjiもできたんだから、できるはずだ。id:mattuneさんにそこんところと、ザムドの感想を聞きたいw ●ザムドは二倍速にしながら、中上・茨木・椎名誠でも読むかなぁ(笑)

若紫へ/おにいさまへ…「新Genji千年」

地デジの出崎演出は新時代仕様だった!! 低画質のネットでなんて観ちゃいけません(ライバのオープニングなんて特に) 俺は何も観てやしなかったw 落ちは須磨のヌーヴェルバーグだし(笑) フォーエヴァーゴダール、フォーエヴァー統… ブルーレイ早く出てほしいなぁ。

『源氏物語千年紀 Genji』第七話「葵の上」

六条御息所のドラマが次回に続くなんてww 『源氏物語』の映像化の意義はそんなところにあったりして。 源氏が相撲で転ぶこと、御息所の車が転倒することの流れは、出崎が「転ぶこと」の説話が武器の証し? そんなことより、源氏が葵の上にとりついた生き霊を「見ること」のシークエンスはタナトス! 生き霊が葵の上を祟る話のせいか、残像処理が何時にも増して過剰だったな。

『源氏物語千年紀 Genji』第6話「朧月夜」

リボンちゃんこと六の君(朧月夜)@長沢美樹のアグレッシブな二度の逢瀬。長沢の技量を信頼してのキャスティングで、「待つ女、待つ女…」の連呼等は聴いててぐいぐい引き込まれる。いいヒロインだった。●今回の出崎演出メモ。 パン・アップ(PAN UP)+横パン=クロスカッティング。若君誕生に湧く宴の話(かつ撮影が出色の出来)の高揚感を支えるテクニック。帝が若君を可愛がるシーンと六の君が源氏の舞を見たがっているあたりの連続パン・アップの繋ぎ方の巧さも光る。「池に浮かんだ朧月を楽しむ男女」…

『源氏物語千年紀 Genji』 第五話「宿世」

『源氏物語千年紀 Genji』 第五話「宿世」 演出 濁川敦 作画監督 しまだひであき 小松香苗 (ハーモニーの演出処理と作画が古臭くなかったのでメモ) 光の君の前ではデレてはいけない。テラレイプ対策:「これも私の宿世ですから」と彼に言ってあげればよい。 今回の演出メモ●カメラ:トラック・バック(T.B)+パン・ダウン(PAN DOWN)。今回では藤壺に心閉ざされる光の君に対し使われる。パン・アップが制度的に使われている「Genji」において異質。

『源氏物語千年紀 Genji』 第四話「藤壺」

『源氏物語千年紀 Genji』 第四話「藤壺」 「ここへ来て、心を強くして、改めて心を閉じなおし、明日からの日々に備えようと……(でも、やっぱ我慢できん)」(光源氏) 現代ヤ―パンのネット中毒者はそんなことを思いながら、某王手情報サイトに通い詰め魂は永久に彷徨うのだった…… ……と、どうしようもない連想を思いつく俺は乾きすぎている。もっと、もっとアツい湯を! 本編は、ガンダムが戦わない回=(源氏がファックしない回)だと思っていたけど、結局藤壺を大雨の中見事狙い打っちまった(出…

『源氏物語千年紀 Genji』 第三話「夕顔」

『源氏物語千年紀 Genji』 第三話「夕顔」 一話にして、夕顔@小清水亜美は源氏ファックと六条カースに見舞われ、寿命を縮めて退場。 葵の上がツンツンしだして、お兄ちゃん(頭中将@杉田)たじたじ。 まさかの生き霊@来宮良子! テンションが回を重ねるごとに上がってますなぁ。 今回の出崎演出メモ。 ●カメラワーク 縦の運動…宮中の男、源氏の主観・心象風景。葵の上の縦の三回PANはお兄様の目線。 横の運動…女性の主観・心象風景。六条の御息所の豪邸の横風。星空の下で夕顔が「死んでもい…

『源氏物語千年紀 Genji』第二話 「六条」

…叫びは怖すぎですね。 源氏と御息所の馴れ初めは原作では空白なのだそうだが、「統」氏はお構いなく性的に描いておりました。 『ウルトラヴァオレッド』のときよりも、『Genji』は風景描写の特効や音響演出が力が入っていて、見てるだけ聴いてるだけで潤います。 その上、そこに源氏と出崎氏の大胆さが介入してくるのが堪らない。 就職して給料貯めたら、BDを買います。てか、発売されたら皆買え!追記 桐壷帝@堀内賢雄のラジオが始まりました。ヤべー、杉田のキラ―パス。オンエア見てない櫻井&杉田…

廣田さんウォッチャーとしては、そろそろ「メガゾーン23」を観なければならない。

…ようとしていましたが… *5:セル画で『犬夜叉』作ってた頃までのサンライズは特効としてのCGを志向していて、それが今の『00』のGN粒子の表現に行きつくわけです。 *6:『アルジュナ』の意義をもう一つ挙げておくと、『喰霊-零-』とか『屍姫』といった、リビングデット(生きる屍)・ヒロインものをやっちゃってるところだよ。 *7:ゴンゾはデジタル制作アニメの可能性を一社であれやこれややろうとしたのが拙かったんだろうなぁ。それがなかったら、『Genji』の着物表現が無かったわけだが。

薬売りでウザい男、再び。

『源氏物語千年紀 Genji』第1話を観る。 出崎統、ホームグラウンドのトムスでは、演出がノリノリである。 mattuneさんが指摘されるように、キスシーンがどれも今一つだったけど、藤壺の宮とか鴇の飛ぶシーンはエモーションある画だなぁと、杉野総作監の画では久々に感じました(トムス主力スタッフを作監で4人も投入していますが……原画に大森英敏、ウクレレ善次郎!)。 いい意味で、デジタル工程以降の出崎演出の総決算なる気配が濃厚だ。